2018年1月にスタートする題記制度の概略と利用のポイントをまとめた。
趣旨・概略 | 「定期的かつ継続的な投資」を支援するため、当該口座内の分配金と譲渡益を非課税とする。 |
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ポイント |
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基本スタンス |
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具体的条件 |
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限定的にアクティブ運用が認められる条件
- 5年以上存続
- 3分の2以上の期間で資金流入超過
- 純資産額50億円以上
なお対象銘柄となるには届出が必要だが、現存する5400あまりの銘柄のうち条件を充足するのは50程度と見られる
ところで積立による長期資産運用において、税制上優遇されている制度には他に「個人型確定拠出年金(iDeCo)」がある。そこでiDeCoとの比較をまとめたので参考にされたい(併用も可)
積立NISA | iDeCo | ||
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途中解約 | 常時可 | 原則60歳まで不可 | |
年間拠出限度 | 40万円 | 最大81.6万円 (状況により異なる 参照) |
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税制 | 拠出時 | 控除なし | 全額所得控除 |
受取時 | 譲渡益非課税 | 退職所得または公的年金扱い |
積立NISAは譲渡益非課税だが、他口座との損益通算は不可
年金目的ならばiDeCo、中途での解約(利益確定)を想定するなら積立NISAとなるだろう
< 現行NISAの改定 >
今後、ロールオーバー分には「限度額120万円」を適用しない