このたびの改正は育児・介護休業法の改正と、それに絡む内容も含めた雇用保険の改正がメインとなっている。主な改正項目は次の通り。 雇用保険料率を現行1.0%から0.8%へ引下げ 事業主と折半のため対給与では0.1%の引下げ … “雇用保険改正(2016年)” の続きを読む
カテゴリー: 社会保険・年金
社会保険料は増加の一途
40~64歳の2016年度介護保険料の推計平均値が公表された。175円増加し、過去最高の5,352円になる。高齢化の進展は既知の事実なので驚くほどのニュースではないが、これを機会に社会保険料の増加傾向について改めて検証し … “社会保険料は増加の一途” の続きを読む
国保の赤字体質を見る
国保の2014年の赤字が前年度比で14%以上増え、拡大傾向に歯止めが掛からない。高齢化による給付費の膨張が原因と言ってしまえばそれまでだが、ここで協会けんぽと比較しながら、改めて国保の体質的な問題を確認したい。 国保 協 … “国保の赤字体質を見る” の続きを読む
国保が賠償金の回収漏れ
事故などで被害者となり治療を受けた場合、健康保険は適用せず、治療費は加害者が支払うのが原則である。 しかしこのような被害事故の場合、「第三者行為による傷病届」等を提出することで、とりあえず健康保険を使わせてもらい、健康保 … “国保が賠償金の回収漏れ” の続きを読む
公的年金の価値を再考
先日、厚労省から2014年時点の年金受給倍率(受給総額の掛け金総額に対する比率)が公表された。それについての報道の中心は、倍率の世代間格差が前回試算よりも拡大したことであった。要因は、デフレ傾向が続いたためにマクロ経済ス … “公的年金の価値を再考” の続きを読む