リバースモーゲッジ動向

リバースモーゲッジとは不動産を担保に融資を受け、存命中は利子のみを支払い、元本は死亡時に相続人が担保不動産(売却)により一括返済するシステムだ。ただ、融資する側から見ると、債務者の長生きリスクや担保物件の値下りリスクがあるため、これまで取扱機関は限定的だった

しかし住宅金融支援機構が住宅融資保険を提供し始めたことで融資側のリスクが軽減され、このたび七十七銀行も東北の地銀で初めて取扱う運びとなった

融資対象者
  • 宮城県在住
  • 年金等の安定収入がある
  • 60~80歳
  • 住宅融資保険の加入可
資金使途
  1. 新築・建替え・購入(中古を含む)
  2. リフォーム
  3. サービス付高齢者向け住宅等の入居一時金
融資限度額
  • 土地・建物評価額の50%以内で
  • 使途1は5000万円以内
  • 使途2・3は1500万円以内
適用金利 変動金利
(短期プライムレート+1.5%を基準)
取扱手数料 10万円+消費税
リバースモーゲッジ(七十七銀行)

<注意事項>

  • 担保物件の評価は住宅金融支援機構が行う
  • 限度内で火災保険料・取扱手数料も借入れ可
  • 法定相続人の代表者による同意が必要
  • 公的年金の受取は七十七銀行の口座指定要
  • 連帯債務者がいる場合は両者死亡時に終了